あなたはこの理論をご存知ですか?
自律神経は、私たちの意識とは関係なく、生命を維持するために24時間働き続けてくれています。
一般的には「交感神経」と「副交感神経」の2つに分けて考えられますが、
ポリヴェーガル理論では、副交感神経をさらに2つに分け、
交感神経・腹側迷走神経・背側迷走神経の3つの仕組みで理解していきます。
もくじ
はじめに
私は数年前にこの理論に出会ったとき、
“なぜ自分は生きづらかったのか”
その謎が一気に解け、かなり衝撃を受けました。
意識したり整えることで、自分の在り方に気付けるようになり、リラックスした時間が増えてとても楽になりました。
また、自分の心に余裕が出来たことでイライラを家族にバラまかないでいられるようになり、良い循環が起きています。
ここからは、サバンナのシマウマを例にして、3つの状態をわかりやすくお伝えします。
🌟 交感神経 ― 闘争・逃走モード
遠くにライオンが見えた瞬間…
シマウマの身体は一気に緊張し、全身にスイッチが入ります。
「いつでも逃げられるように!」と筋肉は固まり、感覚は研ぎ澄まされます。
これはまさに、私たちが仕事で集中しなきゃいけない場面、
怒られそうな時、人前に出る時などに似ています。
🌟 腹側迷走神経 ― 安心・安全・社会交流
ライオンが遠ざかり、安全が確認できたとき。
シマウマはほっとして仲間と寄り添い、草を食べ始めます。
安心が戻り、呼吸も表情もゆるみます。
人間でいえば、仲間と笑いあったり、家でくつろいでいる時の状態です。
🌟 背側迷走神経 ― フリーズ・シャットダウン
ライオンに襲われ、逃げきれなくなった瞬間。
シマウマはショックで意識を失い、動けなくなってしまいます。
するとライオンは「死んだ?」と力を緩める。
その一瞬のスキにシマウマは意識を取り戻し、全力で逃げて命をつなぎます。
人間でも、ショックを受けすぎたとき
「急に力が入らない」「動けない」「思考が止まる」
こんな状態がこれに近いです。
自律神経のバランスとは?
私たち人間も、この3つの状態を行き来しながら毎日を過ごしています。
けれど、そのバランスは人によって大きく違います。
✔︎ 常に緊張して頑張り続けている人
✔︎ 緊張(交感神経)と怠さ(背側迷走神経)を行ったり来たりする人
✔︎ いつも機嫌よく落ち着いて過ごせる人
✔︎ ずっと倦怠感が続く人
こうした違いを生む大きな理由のひとつが、『感情記憶(感情の体験による身体の記憶)』です。
これまでの人生で私たちが経験してきたあらゆる感情は、
実は身体にも深く刻まれています。
特に、
・事故・災害・暴力・性被害・いじめなどの強烈な恐怖
・虐待・ネグレクトなど慢性的なストレス
・親との死別、喪失体験
こうした出来事を経験した方は、
自律神経の調整が難しくなり、心身の不調が出やすくなります。
これがいわゆる、トラウマや複雑性PTSDによる反応です。
自律神経を整えるには?
では、そんな自律神経のアンバランスは、どうしたら整っていくのでしょうか?
大切なのは、
「心」だけでもなく、
「身体」だけでもなく、
心身の両方からアプローチすること。
ポリヴェーガル理論のすごいところは、
「自律神経は自分で整えられる」
という希望をくれる点です。
私たちの身体は、本来驚くほどの自己回復力を持っています。
ただ、その力がストレス等の要因で“働きにくくなっている”だけなのです。
ここからは、
🌿どんなことで自律神経が整いやすくなるのか
🌿日常でできるケア
🌿セッションで行うアプローチ
これらをわかりやすくお伝えしていきますね。
自律神経を整えるセッションについてはこちら👈をお読みください。
