以前、歌う画家アキラさんがYouTubeでお話しされていたことを紹介します。
(アキラさんとは、こちらの👉YouTubeチャンネルをやっている方です。)
テーマは、
「自分と周りの人を比べていませんか?」
というお話でした。
「苦ラベル」という素敵な言葉
「隣の芝生は青い」という言葉があるように、
周りの人が羨ましく見えたり、
「あの人はすごいな」と感じたりすることは、誰にでもあります。
そして、
「自分はあの人よりできない」
「自分はあの人より劣っている」
そんなふうに、自分に足りないところばかりに目が向くと、苦しい気持ちになりますよね。
アキラさんは、この「比べる」という言葉を、
「苦ラベル」
と表現されていました。
「苦」のラベルを、自分で自分に貼っていませんか?
という、とても優しい語りかけでした。
面白い表現だなと思い、それ以来、私は時々この言葉を思い出します。
以前の私は、本当によく「苦ラベル」を貼っていました。
比べることは悪いことではない
実は、比べること自体は、人が生きていくうえでとても大切な脳の働きです。
例えば…
🌿 前と何か違う? と気付く力。
これは危険を察知し、自分の身を守るために必要な能力です。
🌿 集団で生活する中で、人との違いを理解し、協調していく力。
私たちは子どもの頃から、社会の中で生活するためのルールを学びながら育ちます。
🌿 過去と今を比べて学習する力。
「あの時は失敗したから、今度は違う方法を試してみよう。」
そんな経験を積み重ねながら、人は成長していきます。
こうして見ると、「比べる力」は本来とても大切な能力なのです。
苦しくなるのは、価値を測る道具にしてしまうから
では、なぜ比べることが苦しくなるのでしょうか。
それは、
自分の価値を測る道具として使ってしまうから。
本来、誰かと比べたからといって、自分の価値が下がるわけではありません。
それなのに、
「自分には価値がない」
そんな思い込みがあると、比較するたびに傷ついてしまいます。
比べることには、心を守る役割がある
では、なぜ人は比べることをやめられないのでしょう。
ここからは、少し受け入れにくい話かもしれません。
実は、比べる癖には、無意識に自分を守る役割があることがあります。
心理学では、このような行動には何らかの「機能」や「メリット」があると考えられることがあります。
私の場合は、
本当は望まない環境にいたのに、そこから抜け出す勇気がありませんでした。
だから、
「みんなより無能な自分だから仕方ない。」
そんなふうに思うことで、その場所に居続ける理由を作っていたのです。
また、
「私はできません。」
そう思っていれば、責任ある立場にならずに済むこともあります。
私自身は、この「逃げ癖」と向き合って少しずつ行動を変えていく中で、その考え方も自然と変わっていきました。
あなたが貼っている「苦ラベル」は何でしょう?
もし、人と比べて苦しくなることがあるなら、
「どうして比べてしまうんだろう?」
ではなく、
「比べることで、自分は何を守ろうとしているんだろう?」
そんな視点で見つめてみるのも、一つの方法かもしれません。
比べる癖を責める必要はありません。
それは、これまでの人生で自分を守るために身につけた方法だったのかもしれないからです。
でも、その役割を終えた今も同じラベルを貼り続ける必要があるかどうかは、自分で選び直すことができます。
あなたが自分に貼っている「苦ラベル」。
もし一枚見つけたら、今日はそっと剥がしてあげてくださいね。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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