RAS®に基づく感情消化セッションをご紹介していると、
「生きづらさを感じている」
「自分への縛りで人生を楽しめない」
とお話しくださる方が多くいらっしゃいます。
ところが同時に、心と向き合い、変わることへの抵抗を感じておられる方も少なくありません。
変わることが怖いのは、自然なことです
例えばこんなケースがあります。
- 元気になりたいけれど、元気になったらまた働かなくてはならない
- 対人恐怖を克服したいけれど、治ったら人と会わなければならない
- 片づけができるようになったら、片づけをしなくてはならない
こうして見ると、どこか『白か黒かの極端な思考（白黒思考）』に感じませんか？
でも、それほどまでに「感じたくない感情」をずっと我慢してきたということ。
本当に、よくここまで頑張ってこられたと思います。
「また同じことが起きるかも」という恐れ
人は、「変わったらまた同じ体験をするのでは…」という恐れを、
無意識のうちに強く抱えてしまうことがあります。
その恐れがブレーキとなり、変化を止めてしまうのです。
でも安心してください。
本当の“変化”は、無意識レベルで静かに起こるもの。
だからこそ、心の底から自然に変わっていけるのです。
魔法の杖はありませんが、確かな変化はあります
この世界に、魔法の杖は存在しません。
どんなにすばらしいセラピストでも、「一度のセッションで劇的に変わる」ことはありません。
むしろ、経験豊かなセラピストほど、
トラウマを抱える方への関わりには慎重で丁寧です。
人の心は、玉ねぎの皮を剥くように少しずつ変化していくもの。
焦らなくて大丈夫。
その歩みのすべてが「癒しのプロセス」なのです🍀
「変わることは、今までの自分を否定すること」ではありません
中には、
「変わるのは、今まで一生懸命生きてきた自分を否定するようで怖い」
と感じる方もいらっしゃいます。
けれど、私はそうは思いません。
これまでの人生で生き抜くために、
あなたは一つひとつの「信じ込み」や「感情」を大切に抱えてきました。
それらは、どれもあなたを守るために必要だったものです。
だから私は、
「いらないから捨てる」ではなく、
感謝して手放すというイメージでセッションをしています。
変わるとは、「自分をまるごと受け入れること」
変わるということは、
過去を否定して違う自分になることではありません。
あなたがあなたのすべてを認め、受け入れ、許すこと。
それが本当の意味での「変化」です。
一緒に、本当のあなたに会いに行きませんか？
あなたが長い間守ってきた心を、
少しずつ優しく解いていくお手伝いをしています。
焦らず、比べず、
あなたのペースで「本来のあなた」へ還る時間を。
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